プロポーズもされて、両家顔合わせの会をしようとなった時に
お互いの実家が遠方の場合はどうしたらいいのか。
私の周りは地元や日帰りできる場所同士など比較的近場同士での結婚が多く、ランチで済ませている人が多かったです。
私たちは熊本-長野-東京にそれぞれいるのでどこをとっても日帰りでは難しい距離。
ということで今回は遠方に住んでいる両親との両家顔合わせパターンと実際に私たちが行った方法についてお話ししていきます。
この記事は
・遠方での両家顔合わせの場所で悩んでいる
・両家顔合わせの遠方での日程を知りたい
という方におすすめです。
結論:お互いの両親に意向を聞いて折衷案をだそう!です。身もふたもないですが両親の考え方によって変わってくるので実体験も交えつつお話しして行きます。
一般的な顔合わせの場所パターン
元々日本では、嫁にもらう、という慣習がありました。
その慣習の名残で、現在でも男性側の両親が女性側に出向くことが多いようです。
ただし、男性側が出向かなければならない、といった決まりがあるわけではないので、
それぞれの両親と話し合って決めていけると良いですね。
場所に関しては5パターンに分けることができます。
❶新婦の実家側で行う
❷新郎の実家側で行う
❸新郎新婦の現住所で行う
❹それぞれの中間点で行う
❺オンラインで行う
それぞれについて説明していきます。
❶新婦の実家側で行う
先ほども言いましたがこれが一般的とのこと。
出迎える側はお土産などを準備したり、相手方の両親の宿泊施設へお金を先つけをするようです。
交通費や宿泊費に関しては
・新郎新婦が二人で負担する場合や、
・交通費としてお金を包んで渡す場合、
・両親がそれぞれ負担する場合など
に分かれ、交通費関連のことも話し合っておく必要がありますね。
❷新郎の実家側で行う
こちらも❶新婦の実家側で行う場合と内容は同じです。
❸新郎新婦の現住所のある場所で行う(実家を出て他県にいる場合)
こちらでは両家ともに両親に出てきてもらうパターン。
新郎新婦の居住地となるので、お店選びや周辺の観光など、環境を知っているので突然の用事が発生しても対処がしやすいですね。
また、新郎新婦の新居や生活環境を知ることができるので両家のご両親も安心です。
ただしこの場合は両家両親の交通費・宿泊費がかかりますので、そこの話し合いは事前に必要です。
❹それぞれの中間点で行う
両家ともに遠方の場合には中間地点で会うことも視野に入れましょう。
東京と大阪であれば中間の名古屋で、など中間地点にすることで
お互いの時間・金銭的負担を同じ程度にすることができます。
この場合は、全員が不慣れな環境での顔合わせとなります。
顔合わせの場所だけでなく、周辺の環境など下調べをしておくと尚よしですね。
❺オンラインで行う
コロナ禍で気軽に移動できなくなった昨今では、
オンラインで行う方法も挙げられます。
また、両親が高齢で遠出が難しい場合などでも、オンラインであれば顔合わせができますし、手土産や交通費などの出費が抑えられ手軽に行うことができます。
両親世代であると、オンラインの設定ができるのかやそもそもオンラインでの顔合わせをよく思わない人もいると思いますので、事前に両親と、また二人でしっかりと話し合ってくださいね。
実体験:熊本-東京-長野での両家顔合わせ
はじめに私たちの情報はこちら。
新郎実家:熊本
両親 70代
新婦実家:長野
両親 60代
新郎新婦の現住所:東京
熊本で顔合わせをすると決めるまで
元々、付き合っていた時から熊本に行ってみたいと私の両親が言っていました。
そのため、顔合わせも熊本に行きたいと申し出が。
彼の両親の方が年齢も高く、疲れやすいと話を聞いていたので彼氏とも話し合い、
彼の両親に熊本での開催を提案しました。
彼の両親も快諾してくださり、熊本で行うということはスムースに決まりました。
❶各自の日程調整
場所が決まれば次は日時ですね。
東京→熊本、長野→熊本となると、土日の1泊ではなかなかタイトなスケジュールになってしまいます。
また、せっかくなら九州を旅行したいとの私の両親の希望もあり、
両親は前乗りして4泊5日、私たちは3泊4日の日程にしました。
有給申請などの手続きがあるので、2ヶ月程度先の日程で設定を行いました。
❷宿泊場所・航空券の手配
日程に合わせて宿泊場所と航空券の手配を行いました。
また、長野から熊本は直通の飛行機がないので、
長野→福岡→レンタカー移動となり、
空港からの移動手段としてレンタカーの手配もこちらで全て行いました。
航空券ってなんであんなに高いんでしょうね、
両親の分だけで20万はかかりました。
航空券は早めの予約の方が安いので、決まったらすぐに予約したほうが良いですよ。
宿泊場所は熊本なので温泉が良いとお互いの両親からリクエストがあり、
部屋食で温泉がついている旅館を予約しました。
❹問題発生!手配した旅館が気に入らないと言われ再度手配することに
予約した旅館の情報をそれぞれ両親へ共有したのですが、なんと義父からはイマイチな反応が!由緒正しい、少し歴史の感じる宿だったのですがそれが気に入らなかったそうで。。。
急いで他の宿を探すも、綺麗で有名な場所は倍近くの値段がかかりますし、何より部屋が埋まっていてなかなか宿が見つからず。
元々行きたがっていた黒川温泉は諦め、他の温泉地の旅館にすることになりました。その旅館は気に入っていただけたので一安心でした。
私の両親は全部お任せで良いとのことだったので、旅館探しはひとまず一件落着となりました。
旅館でもホテルでも、候補の時点で一度両親の反応を伺っておくと良いですね!
キャンセルなど2度手間がなくなります。
❺顔合わせのしおりを作成
顔合わせの会話のタネになるしおり。私の周りでは作成していたのは5割程度でした。
作る予定はなかったのですが、義理のお兄さんの時にはしおりがあったと情報が。
これは作った方が良いと思い、急遽作成しました。
インターネットで検索するとたくさんテンプレートが出てくるので、
気に入ったものをダウンロードして記入すると簡単に作ることができます。
旅館での顔合わせ実行
両親とは旅館で合流する予定となっていました。
お互い予定よりも早く着いてしまい、チェックインが同時刻に。
そのため、予定を前倒ししチェックインを終わらせて30分後にラウンジカフェで顔合わせ会を開催することに変更しました。
ラウンジカフェでの顔合わせでは、しおりに書いたような順番で進めるというよりは両親同士のフリートークが始まり、なかなか思ったように進められなかったです。
進行なしでも打ち解けて話をしてくれていたので、無言の時間などはなく和やかな雰囲気で終えることができました。
その後、食事まで時間があったのでそれぞれ温泉に行くことに。ここでは義母も誘い実母と三人で温泉に入りました。
そのおかげでより打ち解けたようで、食事会の際にはすっかり母同士で盛り上がっていました。笑
翌日も両家で観光をし、次回はまた九州で!なんて話もありつつライン交換をして無事終了。
険悪な雰囲気なく終わることができて一安心です。
反省点
・旅館での待ち合わせではなく、カフェなど別の場所で顔合わせしてから向かえばよかった
→チェックインなどで顔合わせしてしまい、心の準備がお互い不十分だった
軽く挨拶してからの方が旅館もより一層打ち解けられたかも
・事前に決めていた内容でうまく進められなかった
→具体的に話す内容まで決めておけばよかった、何パターンか決めておいた方が安心
旅館でよかった点
・温泉旅館がそもそも話題になり、食事や温泉のことなど会話には困らなかった
・お風呂の時間は女性だけ・男性だけになるので、裸の付き合いで同性同士の仲が深まった(特に実母と義母)
・旅館の雰囲気が良く、非日常感を感じられた
・泊まりなのでお互い帰りを気にせずに飲酒でき、盛り上がった(特に実父と義父)
・両家で観光ができたので思い出になった
まとめ
遠方での顔合わせになると、近場の人たちに比べ決めなければならないことがたくさんあります。だからこそ、大変なことも今ではいい思い出になりました。
お互いの両親の関係が良くなるとやっぱり嬉しいですし、ここは頑張りどころ。応援してます!